序章〜SoundKing PAシステム PA-500
2005年12月24日,朗読ライブ「Soul of Replicant 〜響 '05〜」に出演しました.
出演するにあたり,PAアンプとPAスピーカのセットを購入.
(普通主催者の方で用意するんだけどね.高いんだと.レンタル代が.仕方ないよね,赤字確定の催しだったんだから.それならまあ,どうせこれからも使うんだからと,自分で購入しちゃったワケ.)

とにかく急いでいたのと,現物を確認してから買いたいというのとで,
輸送に時間のかかる通販はあきらめ,近くのお店を回り,
HARDOFFでたまたま安売りしていた,PA-500という機種を購入したのでした.

これ
と同じものなのですが,\26,250円にて購入.
購入後にネットで同機種の価格を調べた所,ネット通販だと,上記のURLのように,
いくらか安い程度で,輸送料を考えると,トントンくらいです.
(ヤフオクだと21,000円台のがあったけど,ヤフオクで2万円以上の買い物はちょっとねぇ……)
「これは安く買えて良かったなあ」
と,悦に入っていました.

そして無事に朗読ライブを終え,
「決して良い音ではないけど,これは使えるなあ」
「これで,いつでも朗読ライブができるな(笑)」
などと,ホムラと話しておりました.

で,ワタクシへっぽこ日曜技術屋としましては,やはり内部の回路構成が気になる所.
どうコストダウンしているのか.
どんなパーツを使っているのか.
うーむ,気になる.

結局,早速解体してみたのであります(笑)

↑Fig.1

しかしこれ,前面のミキサパネルに,パンポットのボリュームが無い.
これもコストダウンの一つか,などと納得しながら,内部をよ〜く観察.

ん〜.
んん〜〜〜〜.


んんんん〜〜〜〜おぉ?!

なんか変だぞ?

このアンプ,前面にマイク入力が,モノラル4ch.
後部に,BGMなどのための,CD/TAPE入力が,ステレオ1ch.

朗読ライブの時は,音をステレオで出す為,PCからの出力を,後部のCD/TAPE入力に入力していました.
その入力端子が,次の写真.

↑Fig.2

赤(R)と白(L)の,おなじみRCAピン入力端子.どうみてもステレオ入力.
しかしよく見て下さい.
ワタシの親指の先の白いコネクタ.
どう見ても線が2本しか出ていません.

調べてみると,基板上の抵抗2個と,電解コン1個で,RとLがミックスしてある.


……
「これもモノラルかあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

やられました.
CD/TAPE入力もモノラルだったのであります.
と,いうことは……

「朗読ライブの時もモノラルだったのかあぁぁぁぁぁ!!!」

これはショック.
ホムラの詩の禍々しさを増すため,音場効果を色々考えてステレオで作り込んだ音が,
会場のお客さんにはモノラルで届いていたのです.
ライブ中は,サウンド担当のワタシはスピーカの横に位置するため,
ステレオだかモノラルだか,てんでわかんないんですねー.

……
なんとまあ.

しかしパワーアンプ基板には,ちゃんとアンプICが2個=ステレオ構成になってやがる.
折角ICが2個あるんだから,入力もステレオにすりゃいいのになあ.勿体無い.


↑Fig.3

ちなみに回路的には,このアンプICの開発元であるSTマイクロエレクトロニクスのデータシートにある基本回路とあまり変わらず.
↓IC TDA7294のデータシート(PDF)
http://www.st.com/stonline/books/pdf/docs/1057.pdf

なんかムカついたので,改造します.
もちろんステレオ仕様に.