この基板セットを頒布しているサイトのウェブマスター(Electrart2005氏)に,mixiでのURLの紹介についてお伺いしたところ,快諾して下さいましたので,ここでまず,サイトをご紹介したいと思います.
http://homepage2.nifty.com/electrart/
こういったプロの方の趣味の領域って,やっぱすげえな,と,感心させられます.
さて,前回からの続きです.
第一の関門,チップ部品ハンダづけは,目と肩が非常に疲れたものの,なんとか終了.
ここからはリード線の付いた部品を取り付けていきます.
このへんは,普通のキットと同じく,非常に簡単です.
基板に突き刺してハンダづけするだけ.

Fig.1が,作業完了後の写真です.
真ん中あたりと真ん中上にある灰色の抵抗は,一応発熱を考慮して,浮かせて取り付けています.
次は,コイルを作ります.
このコイルは,オーディオ帯域のみを出力するために,搬送波を取り除くローパスフィルタに使います.
さすが,キットではなく,部品セットというだけあって,
コイルも自分で巻かなければなりません.
このコイルなのですが,Electrart2005氏のページに,トライパス社の推奨値では搬送波がとり切れないと書いてあります.
http://homepage2.nifty.com/electrart/TA2022/LC.htm
このあたり自分で聴いてみて,カットアンドトライするのが一番なのでしょうが,コイルのコアが一組しかないので,色々試すには,コイルを解いたり,巻きなおしたりしなければなりません.
今回は,Electrart2005氏の言う「落ち着いた音」という表現に惹かれ,33μH+0.68μFで試すことにしました.
33μHにするためには,22AWG(約0.6mm)のウレタン皮膜銅線を76回巻くことになります.
これが予想外にキツい!
結構力を入れて巻いたので,指の皮がやぶれそうになりました.

Fig.2は,巻いている最中の写真です.
左側は,まき終えたものです.黄色いセロファンのようなものは,カプトンテープ(耐熱絶縁テープ)です.
38回巻くとコアを1周しますので,76回巻くためには,2周目を巻かなければなりません,
そのため一応絶縁の目的で,1周目の上にカプトンテープを貼り,その上に2周目を巻きました.
しかしウレタン被覆は思ったよりも強そうなので,必要ないかもしれません.

Fig.3は,巻き終わったものに足を作り,ハンダめっき処理したものです.
きつく巻きすぎたので,ひょっとすると,33μHに及ばないかもしれません.
このあたり,測定して確認したいのですが,Lメータが無いので,確認していません.
さて,このアンプ,実は一週間前に既に出来上がっていて,現在,横で鳴っています(2006/02/13現在).
例のPAアンプの箱に,仮に組み込んで,エージング中です.
力強く押し出すような低音が,大変魅力的です.高域も実に素直.
こんな音が8,000円の投資プラスαでできてしまうのが,自作の魅力ですね.
ダミーロードを繋いで色々測定じみたこともしたいのですが,ダミーロードが無いので,暫くおあずけ.
給料が入ったら,セメント抵抗でも買い込んで,ダミーロードでも作るか.